失敗の記録です。すいません。
いくつかプリントアウトした紙によるデコパージュの記事を書きましたが、すべて耐水性があるレーザープリンターによるものでした。
ダイソーのデコパージュ液を使っていろいろ試している時にインクジェットプリンターでもやってみたんです。
インクジェットでもできないことはない
インクジェットプリンターでも顔料インクを使われているものは水に強いのでレーザーやカラーコピーの印刷物でやるのと同じように水を使って裏の紙をはがしとることは可能だと思います。
ほとんどのインクジェットプリンターは染料インクが使われていますが、リコーの「ジェルジェット」やエプソンのPXシリーズは顔料インクですので耐水性があります。(純正インク使用)
GELJET™テクノロジー / SOHOプリンター活用ガイド / プリンター | リコー
今さら聞けない染料インク顔料インクの違い | 学ぶ | エプソンのフォトポータル | エプソン
そして染料インクのプリンターでも黒にだけ顔料インクが使われている機種もあります。
手元のプリンターは染料インクでリサイクルカートリッジを使っているので耐水性には期待していないんですが、黒一色ならもしかして・・・と試してみたわけです。
水に弱いってわかっていますがやってみました。
はじめから実験目的だったので大好きなオーブリー・ビアズリーの画像をネットで調達してプリントしました。すいません。
写真撮り忘れたんですが、プリンターの設定で白黒印刷したものとカラー印刷したものを用意してありました。
結果はどちらも大差なかったんですけどね。
用紙に染みこむのが染料インクの特徴です
今回はダイソーのデコパージュ専用液「トップコート」を使用していましたが、デコパージュ液を塗ってる時にもスポンジに色移りしました。
水にひたしてコピー用紙の裏側をはがしているときも指先が染まっていきます・・・。
上の写真でもそうなんですが、全てがにじんで流れていった感じでもなかったので、もしかしたらいけるかも?という期待もしてたんですけどね。
乾かして完成・・・?
もしかしたら黒に多少の耐水性はあったのかも?という仕上がり。ラインはわりと残ったのですが全体的に薄く。
染料らしく水に濡れたところからジワ~っ色がしみてきました。レーザーのトナーや顔料インクと違って紙が染まっているので裏側を剥がしとってみると何層目かまでインクが滲みているのが分かりました。
はがしているときはカラー部分のにじみは想定内でしたが黒い部分が案外残ったのでコレはコレでありかも?と思いましたが乾かしてみると思った以上に薄くなってしまいました。
デザインを選べばもしかしたらつかえるかな~とは思うんですが・・・アンティーク風とか?
カラー印刷したイエローブックの表紙はほんのり黄色は残ってるんですが・・・やっぱりボケボケな仕上がりとなりました。
耐水性のあるインクジェットプリンターのおすすめ
リコー IPSiO SG 2010L A4 ジェルジェットプリンター ( コンパクト / 4色独立 ) IPSIO SG 2010L(515801)
リコーのジェルジェットプリンターで一番安いモデル。仕事で使っているプリンター。コンパクトで印刷が早いです。水にぬれる可能性のあるラベルの印刷に使っているので耐水性もバッチリです。
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