もともとオリジナルのスマホカバーを作りたい!と思ったのがデコパージュに興味をもったきっかけです。
綺麗に仕上げるために転写の方法を試してみましたが、石鹸にくらべてスマホカバーは穴を開ける部分があったりとちょっと初心者には難しいと感じました。
そこですこし厚みはでるかもですが、薄い紙にプリントアウトする方法でスマホカバーを作りたいと思います。
プリンターでつかえる一番薄い紙ってどれくらいなのかしら?
ネットで調べていると半紙を利用されてる方もいらっしゃるみたいですね。
あまりに薄い紙だと紙詰まりや故障のリスクもでてくるので「OA用紙」として販売されている紙を使用します。
手元にある墨運堂 OA和紙 HyperOA和紙 墨染という用紙が見た目にも持っている中で一番薄そうだったのでそれで。
半紙っぽい感じの和紙です。サイトやラベルには具体的な厚みは書かれていませんでしたが、検索したところアスクルの販売ページに書かれていました。
紙厚は86μm(0.086mm)、坪量は47.4g/m2_(四六判換算40kg)です。
これまた手元にあった45kの上質紙よりも薄いです。
バージンパルプ100%の印刷用紙です。【サンプル用】上質紙 45k A4 T目 100枚 |
いざ、デコパージュ。
今回はセリアで購入したデコパージュ専用液を使いました。
前に実験したときに少し使いましたが、今回は貼り付けとコーティングとで全部使いきりました。
仕上がりも光沢があって綺麗。手についたのりを洗うときに結構苦労したので耐水性もそこそこあるんじゃないかな。パッケージ裏に石鹸へのデコパージュ方法が書かれていますしね。
手袋して作業したほうがいいみたいです。
OA用紙そのままデコパージュすることのメリット
この方法の前に何度かコピー用紙の裏側を剥がす方法でチャレンジしたのですが、破れやすくて貼り直しなんて絶対ムリ!という感じだったんですね。
※ダイソーのデコパージュ液での話なので他のだとうまくいくのかも?
こちらはOA用紙の中ではごくごく薄口ではありますが剥がしたペパナプよりもずっと厚みがありますので、貼り直しも簡単です。
やったことないけど、布をデコパージュするのとかわらないかも?
スマホカバーなのでやっぱり紙の厚みは気になるかも・・・
デコパージュした紙が端から剥がれてくるのが嫌なのでケース裏側に織り込んで仕上げました。
角は綺麗に仕上げたいので紙が重なってしまうのですが、その分厚みが出てしまってスマホのおさまりがとても悪く・・・。スマホカバーはスマホの保護が第一の目的。すぐにカバーがはずれてしまうようでは意味が無いので、乾いてから削れるところはカッターナイフで切り取っていきました。
意外としっかりとひっついていて、切り取ったところからめくれやすくなることもなく。結構ギリギリでカットできました。
ネットでスマホカバーのデコパージュを調べているときれいな背面の画像はたくさん出てくるんですが、ボタンやカメラのある穴の周りや裏側の処理はさっぱりわからず。
スマホをつければ見えなくなるところですがやっぱり綺麗に仕上げたいですよね。
当初はレンズまわりのR部分とか何分割して折り込んでいましたが、結局ギリギリでカットしました。
大雑把に作業を始めたので、裏側にデコパージュ液がついてしまって見た目汚らしくなってしまいました。
今回はツルッとしたプラスチックのスマホカバーということもありデコパージュ液が乾いてからピーッときれいな膜状にめくれましたが、マスキングしたほうが良かったかな。
今回はレーザープリンターを使用しましたが、薄い紙に印刷する方法なら染料系インクジェットでもいけるのかな?
デコパージュ液そのものにも多少の水分が含まれてるとおもいますので、やっぱり滲んでしまうかなあ・・・。このへんもまた実験したいとおもいます。
NECのMultiWriter5600にリサイクルトナーカートリッジを使用しています。色ムラもあったりしますがなんたって安い。
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